土間収納
最近ではアウトドアの人気に合わせて、土間収納を設ける間取りが増えています。
アウトドアだけではなく、雨具を入れたりベビーカーを入れたり雪がついたコートを置いたり・・
お家を建てる際、土間収納を計画しませんか?
土間収納とは
土間収納とは、土足のまま出入りできる収納スペースのことを指します。
一般的には、玄関等の横に作られた空間を指すことが多いです。
土間収納では靴の脱ぎ履きをする必要が無いので、帰宅時や出かける前の準備が便利になります。
大きさの目安
土間収納を設ける場合には「30坪に1畳」程度の広さが目安です。
日本の住宅の平均的な広さは「約33坪」ですが、この場合には1~1.5畳程度の広さが妥当と言えます。
もちろん2~3畳の大きさにする場合もあり、ライフスタイルや使い勝手の好みによって広さは様々です。
実例をみてみましょう
この収納は玄関の隣に設けています。
大きさは1.5坪程です。
現在はお子様のベビーカーやおもちゃ、趣味の釣り道具などを収納されています。
また壁にはお施主様自身で棚やフック等の増設が可能なようにOSB合板を貼っています。
土間収納を計画する場所による用途の違い
①玄関横
玄関横の場合、玄関から直接アクセスできるため、外出から戻った際や玄関で靴を脱ぐ前に手軽に荷物を収納できます。
靴や季節の衣類、傘などのアイテムを整理整頓でき、玄関ホールやリビングなど他のスペースが有効に使えるのもメリットです。
②勝手口横
勝手口横に配置された土間収納は、外から帰ってきた際や外出前に手軽に物をしまったり取り出したりできます。
買い物帰りの食材等をキッチンにそのまま収納できることで、動線が短くなって運搬が楽です。
また、パントリーのような使い方もできるかもしれません。
まとめ
土間収納のメリットは玄関等に物が溢れずスッキリできることにあると思います。
また、靴に傘、雨具、ベビーカー、アウトドア用品等、
「外に出しっぱなしにはできないけど、家の中に片付けるのもなぁ・・」
と感じるものをまとめて収納できてしまうオールマイティなところもいいですね。
冬には除雪に必要なスコップなどを置いておくこともできます。
またはじめから収納するものを決めておけば、収納棚の計画もスムーズだと思います。
後から外部物置を・・・と考えておられる方も一度土間収納を検討されてもいいかもしれません。